倉吉の陶芸 | 鳥取県倉吉市の観光地 白壁土蔵群・赤瓦公式サイト

心の糸を織りなす町

「黒見焼」黒見の里で日々作陶に打ち込む魂を見た!

黒見焼 / 矢田彰儀 -やたあきよし-(1950年生)

1950年 倉吉市黒見に生まれる
1966年 因州中井窯で陶技を習得
1972年 倉吉市黒見にて黒見窯を開く
鳥取県伝統工芸師

SPECIAL INTERVIEW

−陶芸を目指すきっかけは?
中学校の時に陶芸クラブに入ったのがきっかけですかね。

−その陶芸クラブに入ったのは?
最初は誘われてバスケットボール部に入ったのですが3日でやめて、その後バレーボール部に入ったのですがこれも3日でやめてしまい、部活動もしないで放課後ぶらぶらとしていた時に陶芸クラブの先生に見つかって陶芸クラブに連れて行かれたのがこのクラブに入るきっかけです。

−中学の陶芸クラブではどうでしたか?
陶芸クラブに連れて行かれた時に部員は誰もいなく、唯一の部員になりました(笑)
部員は私一人ですから陶芸に使うロクロなどの道具全てが使い放題で楽しかったです。
作った作品も学校の先生に評価してもらって「職員室の器は矢田君の作品を使いたい」とまで言ってもらえるようになりました。その後、生徒の間でも話題になりこの陶芸クラブは部員が20人にも膨れあがりました。この20人の中から芸術大に行った人もいるほど優秀な人ばかりでした。

−中学を出て因州中井窯で陶芸の勉強をしますがきっかけは?
卒業するときに陶芸クラブの先生から陶芸家になってみないかと勧められて、民工芸を盛んにし広める民芸運動を行った吉田璋也さんの紹介で因州中井窯に行くことになりました。中井窯は畑や田んぼをとても多く所有していたので、晴れの日はよく農作業をしていました。中井窯では約4年間陶芸の勉強をし、その後に倉吉の黒見に帰ってきて黒見窯を立ち上げました。

−趣味は?
釣りです。最近は忙しくてほとんどやれていないのですが、主に磯釣りが好きです。
年に何度か隠岐に行って磯釣りを楽しんでいました。もし機会があれば、もう一度長崎の男女群島に行って釣りをしたいです。
「ヒラマサ82cm」「イシダイ60cm」「真鯛77cm」が私の最高記録です。

−好きなTV番組は?
時代劇が好きです。特に「御家人斬九郎」が面白いです。「御家人斬九郎」は悪人を最後には切りつけて成敗する所が、胸がスーッとしていいですね。
時代劇は絶対に正義が勝つので深く考えて見なくていいのと音だけでもある程度楽しめるので作業の時にビデオを流していることもあります。

−好きなアーティストは?
若い頃は吉田拓郎、井上陽水が好きでした。歌詞から情景が浮かんでくるような歌が好きで演歌も好きですね。

−今後の夢は?
夢といいますか、息子が陶芸の道に進みたいようなので陶芸家として光っていたいと思います。親としてそんな姿を息子に見せたいですね。
あと、贅沢かもしれませんが"ボーとした時間"が欲しいです(笑)

−最後にメッセージを
黒見焼は「使いやすさ」「壊れにくさ」「美しさ(清潔感)」をモットーに作っています。
黒見焼の作品をどうぞ大切に使っていって下さい。

(完)

黒見焼
香立

1,500円(税込)

黒見焼
マグカップ

1,000円(税込)

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